天然パーマは、英語で「naturally curly hair」というらしいです。
こんにちは!テンパです。
こんな記事を書くことから、皆さんが察する通りテンパは天パ(
しかし、天パって不思議ですよね。
ちなみにテンパのイメージでは、くせが弱いとくせ毛、強いと天パというイメージです。
そこで今回は、天パの遺伝についてご紹介します。
実はテンパはこの天パが嫌で仕方がなくて、中学生の頃、
目次
天パと遺伝子の関係
実は天パは優性遺伝!!
メンデルの優性法則は覚えているでしょうか?
きっと中学・高校で習ったはずです。
その時はエンドウマメを例に習いましたが、実は髪の毛もこの優性の法則が成り立つのです!
メンデルの優性法則を簡単に説明すると
昔、メンデルさんという人が遺伝子について、エンドウマメからいくつかの法則を発見しました。
その中に優性法則というものがあり、遺伝子には強い遺伝子と弱い遺伝子があって、強い遺伝子と弱い遺伝子が組み合わさった場合は、強い遺伝子の方が優先されるというものです。
強い遺伝子は優性、弱い遺伝子を劣勢と言います。
それでは、髪の毛の場合はどうかというと・・・
● 天然パーマ遺伝子 ⇒ 優性「A」
● ストレート遺伝子 ⇒ 劣勢「a」
天パはまさかの優性遺伝でした。
テンパを例にして考えてみた!
テンパの両親は二人ともに、くせ毛です。
なので、遺伝子の組み合わせの可能性をイラストで説明すると、この3パターンになります。
【 パターン1 】
【 パターン2 】
【 パターン3 】
- 「A」の遺伝子の方が強いため、ひとつでも「A」を持っていたら、くせ毛になります!
- 直毛になるのは「a a」の場合のみです。
両親がどちらもくせ毛だと、生まれてくる子どもは75~100%くせ毛という悲劇です。
そして直毛の可能性はたった25%以下・・・。
そのためテンパがくせ毛なのは仕方ないですが、兄弟でくせ毛の強さを比べても、テンパだけくせ毛を通り越して天パになっています!!
天パの強さと遺伝子の関係
では、天パの強さは遺伝子の関係はあるのでしょうか?
これについては、くせ毛が出るかは優性遺伝でわかりますが、くせの強弱は完全に予測できないみたいです。
確かに、親が強いくせでも、子供は弱いくせになる場合や、テンパのように親が弱いくせでも、子供が強いくせになる場合があるので・・・。
つまり、天パの親からサラサラの直毛が生まれるという確率は低めですが、必ずしも親のように天パになるわけではなく、軽いくせ毛で済むこともあるということです。
天パの強さは、遺伝というよりも環境などによって変わるようですね!
天パは治すことができるのか
いきなり結論ですが、
天パの根本は遺伝子なので、治すことはできない。
今後医療技術が進み、もしかすると遺伝子治療で治すことができるかもしれませんが、現段階では難しいようです。
でも、天パを治すことはできませんが、天パをおさえる方法はあります。
縮毛矯正をかける
「くせが強すぎてもうダメ!どうにもならない!」
そんな自分のくせ毛と毎日格闘している方を悩みから解放してくれるのが、縮毛矯正です。
縮毛矯正と言えば、ひと昔前はひと目見ればわかる「縮毛矯正かけてます」という、ペターン!という質感でしたが、最近はより自然なストレートヘアに仕上がりにしてくれる美容室が増えました。さらに、毛先だけデジタルパーマでカールしてくれる所もあります。
縮毛矯正は普通のパーマより少しお高いですが、一度かけたところは半永久的にストレートを維持してくれます。サラサラのツヤ髪になれるので、モデルや芸能人の方でかけている方もけっこういるそうです。
ただ当たり前ですが、生えてくる根元はクセ毛のままですので、維持するには定期的にかけ直す必要があります。かけ直すペースはくせの強弱や毛の長さにもよりますが、平均で4~6ヶ月ほどだそうです。
注意点は、かけた場所はヘアカラーができなかったり、毛のダメージがひどいと縮毛矯正そのものができなかったりするので、美容師さんに相談してくださいね。
また、縮毛矯正は非常に難易度が高いため、技術がある美容師さんにかけてもらうのがベストです。
少しなら、シャンプー等で抑えることができる
市販のシャンプーの中には、いわゆるくせ毛用のシャンプーがあります。
縮毛矯正に使う成分が配合されていたり、水分バランスが崩れているくせ毛を整えてくれるものなど、いろいろな種類のものが販売されているので、試してみるといいでしょう。
美容師さんに聞いたことですが、実はヘアケアで一番大切なのは毎日のシャンプーなんです。
シャンプーだけでまっすぐ!というのは難しいですが、自分の髪に適切なものを使うと、髪質は必ず良くなるとのことです。
オススメのくせ毛用シャンプーを紹介しているので、気になる人はこちらの記事をどうぞ!!くせ毛の原因や予防について書いています!

まとめ
いかがでしたでしょうか。
テンパは、自分の遺伝子のくせ毛発生率に悲しみを覚えました。
ですが、天パを治すことはできなくても、緩和することはできるとわかりました。
毎日苦労している天パの皆さん、大変ですがこれからも自分の毛と仲良く付き合っていきましょう。
参考になれば幸いです。