こんにちは、テンパです。
みなさんは夏のフルーツと言えば、何を思い浮かべるでしょうか?
メロン、マンゴー、パイン、桃などいろいろありますが、テンパは夏はやっぱりスイカだと考えています。
というのも、テンパの大好物はスイカで、毎年ひとりで2~3玉分は消費しています。
ちなみに、うちのチワワのチーもスイカが大好きです。スイカを見つけるとすごい勢いで暴れだし、もらえるまでキャンキャン鳴き続けます。
またスイカには、トマトでよく聞くリコピンが多く含まれています。
リコピンとは、シミ・ソバカスの原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用があるため、美肌効果がある成分の一つとして知られています。
また、生活習慣病や細胞のガン化予防や老化の防止するといった作用があると言われています。
つまり、スイカを食べれば肌がツヤツヤになり、健康にも良いということです。
夏はやっぱりスイカに決まりですね。
でも、スーパーなどでスイカを買ってみると、「あまり甘くない・おいしくない」ということがありませんか?
そこで、今回は長年スイカを消費し続けてきたテンパが、絶対失敗しないスイカの選び方と保存方法について、詳しく紹介していきます。
目次
甘くておいしいスイカの選び方
どうせ買うなら甘くておいしいスイカを選びたいですよね。
そんなスイカには見た目に特徴があるので、イラストを踏まえながら詳しく説明します。
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スイカを丸々1玉買う場合
スイカを丸ごと1玉買う場合、甘くておいしいスイカを選ぶためには、確認事項が5点あります。
1.大きさ・重さ
● 大きくて重いものが、甘くてみずみずしい
フルーツによっては、小ぶりのものの方が味がよかったりしますが、普通のスイカの場合は単純に大きくて重いものの方が多く栄養を吸収しており、甘くてみずみずしい傾向にあります。
同じ品種どうしで比べた場合の話です。当たり前ですが、普通の品種と小玉の品種は比べないでくださいね。
2.シマ模様・色
● シマ模様がシュッとしたストレートで綺麗なものよりも、ウネウネとうねって雷のような模様で、さらにデコボコしている方が甘い
● シマ模様が濃い方(緑の部分と深緑の部分の境目がはっきりしている)が甘い
スイカのシマ模様の色とうねりから、甘くておいしいスイカを見分けることができます。
スイカの黒いシマ模様は人間でいう血管のような働きをしていて、このシマが外皮よりも盛りあがってデコボコしたものは、栄養をたくさん吸収しており、より甘いということになります。
3.あたまのヘタ部分
● ヘタが緑色のものは鮮度が良い
● ヘタが大きくくぼんで、周りが盛り上がっているものが甘い
冒頭でもふれた通り、スイカは収穫後、成長が止まってしまうため、そこから甘くなることはありません。そのため、獲れたての方が鮮度が良くおいしいということになります。
では、スイカの場合はどこで鮮度を確認するかというと、ヘタ部分を確認してみましょう!
スイカは通常、収穫されたあとヘタ部分はどんどん枯れて、綺麗な緑色からくすんだ色へ変わっていきます。つまり、ヘタ部分が緑色の方が新鮮ということです。
その他にも、ヘタ部分の特徴から甘さも知ることができます。
その特徴とは、ヘタの周りが盛り上がり、ヘタが大きくくぼんだ状態になっているものです。
4.おしり部分(ヘタと反対側)
● 尻部分の穴が大きいと完熟しており、穴の大きさは手の小指の爪位がベスト
スイカの尻(ヘタと反対側の、花が付いていた場所)部分を確認することで、どれくらい日持ちするのかということがわかります。
スイカの尻部分を見てみると、小さい穴があいています。その穴は元々スイカの花がついていた部分にあたり、その部分の形が大きければ花が大きく育っていたということになります。
つまり、花が大きく育っていたということは、その実であるスイカも完熟で食べごろということになります。
逆に小さければ、花がほとんど育っていない状態だったということで、完熟していないということがわかります。
このスイカの尻部分の穴の大きさ、目安として手の小指の爪位の大きさのものがベストです。
5.叩いて身割れをチェック
● スイカの側面に片手を添えて反対側を指で軽く叩き、伝わる振動が大きいものは身割れしていない
実は身割れをしていたとしても、味に影響はありません。ですので、より見栄えを完璧にしたいとき、たとえば来客にお出しするために購入するときなどに使うと良いと思います。
中の身が割れていないと、振動は反対側へよく伝わります。反対に、中の身が割れていると、伝わる振動は弱くなります。いくつか試して、より振動を強く感じられるものを選んでください。
カットスイカを買う場合
● 果肉の赤い部分と皮の白い部分の境目が、クッキリと分かれている
● スイカの果肉全体がムラなく同じ赤色
● 黒い種が多く、種につやがあること
● 果肉と種の間に隙間があるものの方が熟している
1人暮らしだと、冷蔵庫が小さくて入らなかったり、食べきれないという理由で、「スイカ丸ごと1玉はちょっと・・」と思われる方も多いと思います。
そんな時は1/4や1/8にカットされている、カットスイカがおすすめです。
カットスイカにも、甘くておいしいものとそうでないものを見極めるポイントがあるので、参考にしてください。
買ったあとのスイカの保存方法
スーパーなどでスイカを買ったあと、どのようにスイカを保存していますか?
せっかく甘くておいしいスイカを選ぶことができても、保存方法を間違ってしまうともったいないです!
買ったら早めに食べよう(鮮度が落ちる・日持ちしない)
桃やメロンと違ってスイカは、ツルを切って収穫したら成長が止まり、追熟しません。
日にちを置くと腐ることはあっても、それ以上甘くなることはなく、どんどん鮮度が落ちて劣化していくフルーツです。
何日かに分けてゆっくり食べるのも楽しみですが、買ったら早めに食べた方がスイカをおいしく食べることができます。
床の上に直接置かない
スイカは畳か座布団など、やわらかいものの上に置くようにしましょう。
理由は、フローリングなどの上に直接置くと、スイカ自身の重みで尻部分が傷んでしまうからです。
食べる3時間ほど前から冷蔵庫に入れよう
スイカを冷蔵庫で冷やして食べる方が思いますが、冷蔵庫保存をする場合は注意が必要です。
スイカをおいしく食べるのに最適の温度は8℃~10℃と言われています。この温度のときに人がスイカの甘さを強く感じることができるためです。冷蔵庫はちょうど10℃くらいですので、スイカを冷やすにはちょうど良い場所といえます。
だだし、冷やしすぎは厳禁!!
なぜかというと、冷蔵庫に入れっぱなしにしておくとスイカが冷えすぎてしまい、甘味が弱まりおいしさが半減してしまうからです。
1玉丸ごとのスイカは、風通しが良く比較的涼しいところに置き、食べる3時間ほど前に切ってラップをかけて冷蔵庫で冷やしましょう。
カットスイカの場合は傷みが早いので、買ってきたらすぐに冷蔵庫へ入れて、早めに食べてくださいね。
冷凍保存は個人的にオススメしない
スイカは水分が多く、個人的に冷凍保存に向いていないと思います。
テンパは以前、凍ったスイカもとてもおいしいのではないかと思い、カットして少し凍らせてから食べて「失敗した・・」と後悔しました。
なぜかというと、本来のスイカのすっきりとした甘みが、黒糖?のようなクセのある甘みに変わってしまい、スイカを食べている感じが全くしなかったからです。
もし余って食べきれなかったら、スイカジュースがおすすめです。ゴクゴク飲めて、すぐに消費できます。
出典: 暑い日☀スイカジュースに塩ひとつまみ by gingamom / cookpad より
ただ、スムージーやシャーベットに使うのであれば冷凍はアリだと思います。
その場合は、冷凍庫から出してすぐに使えるように、下処理が必要です。
まず皮を切り落とし果肉だけの状態にしてボールへ入れます。果肉がつぶれてもいいので、種をきれいに取り除きます。それをジップロックなどの保存袋に入れ、平たく伸ばした状態で冷凍しておくと便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
細かく書きましたが、ポイントを覚えてしまえばこちらのものですね!
スイカが好きな方も、「スイカは食べたいけど、甘くなかったらいやだしなぁ」と縁遠かった方も、これで安心して買っていただけたらうれしいな、と思います。
参考になれば幸いです。