近年ペット医療の進化に伴い、人間と同じようにペットも動物病院で高度な治療を受けることが増えています。
ただ、動物病院は全額自己負担のために治療費が高額になり、家計への負担が大きいのも事実です。
ペットを気兼ねなく動物病院へ連れて行けるよう、ペット保険に加入することが、私は重要だと思います。
目次
アニコムを選んだ理由
我が家にはチワワがいます。
そろそろおばあちゃんじゃ…
私がペット保険を検討していた当時は、保険自体が今ほど多くなく、選択肢は少なかったのですが、お世話になっていた動物病院でアニコムのパンフレットを置いていたことと、保険金請求の手間がいらないことが魅力的で、アニコムに加入しました。
アニコム損害保険株式会社とは
日本初のペット保険専門の損害保険会社。
ペット保険で、日本シェアNo.1。
犬・猫・鳥・うさぎ・フェレット等家庭動物向けのペット保険を扱っています。
アニコムの精算方法
一般のペット保険は、動物病院の窓口で一旦全額を支払ってから、後日保険会社に専用の請求書と病院の領収証を郵送し、保険金の請求をしなければなりません。
保険金は、郵送した書類の審査を経て、後日登録口座に振込まれる形です。
それがアニコムだと、人間の健康保険と同じように、「どうぶつ健保」対応病院の窓口で「どうぶつ健康保険証」を提示すれば、その場で補償分を差し引いて精算してもらえます。
※「どうぶつ健保」対応である、アニコム損保対応医療機関は、日本全国で6109件あります。
(アニコムHPより、2018年2月現在。)
【 対応病院検索サイト 】もあり、かかりたい動物病院がアニコムの窓口清算に対応しているか調べることも可能です。
更に、2017年5月から、保険加入者がSNSのLINE上で保険金を請求できるサービスが導入されました。
用意するのは、「どうぶつ健康保険証」と、動物病院から発行された診療明細書のみ。
【 LINEによる保険金の請求方法 】(アニコムHPより)
これで、かかった病院が「どうぶつ健保」対応病院じゃなかったとしても、請求の手間がグッと楽になりますね。
保険金の請求、契約更新について
治療の内容によって保険金がおりないことがあるんだって。
頼みの綱なのに、不安になっちゃうの
契約を打ち切られることもあるそうだよ
万が一の時のために入ってるのに、頼りになるはずの保険金がおりないかもしれないとなると、不安になりますね…。
またペット保険には、それぞれ加入できる年齢制限があるのですが、もし自分のペットが他の保険に加入できない年齢になってから契約を打ち切られたら…と想像しただけで恐ろしいです…。
また、継続上限年齢が設定されているペット保険もありますので、ご注意ください。
ちなみにアニコムは終身保険です。
我が家のチワワも病気にかかり、何度か入院・手術をしているのですが、アニコムから保険金がおりなかったことはありませんでした。
もちろん契約更新を断られてもいません。。
アニコムには、保険の対象となる診療費の支払割合が90%、70%、50%のプランがあり、私は90%のプランにしました。
入院と通院をカバーしてくれて、納得できる内容でしたので。
ただ残念なのは、数年後に90%のプランが無くなってしまい、70%のプランに変更になったことです…。
他の診療費の支払い割合が高いペット保険に切り替えるにも、犬が高齢になっていたことと、定期的に動物病院を受診していたため、新規の契約ができるか微妙と考え、そのままアニコムと契約を継続していただくことにしました。
終身ペット保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ」70%プランについて
ここからは、現在加入している終身ペット保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ」70%のプランについてのお話を書かせていただきます。
新規契約の対象年齢、保険金額
犬、猫の新規契約の年齢は7歳11ヶ月までです。
契約更新をして、それ以降の保険料をお知りになりたい場合は下のリンク先をご覧ください。
ちなみに我が家のチワワの毎月の基本保険料は、ペット賠償責任特約を付けて、13歳現在で6650円/月です。
ちなみに最近更新の書類が届いて、更新後からは7350円/月になります。
健康割増引制度について
保険の利用状況によって保険料の割増引が適用になります。
割増引率と判定期間は以下のとおりです。
(アニコムHPより)
ペット障害賠償責任特約とは
・人に咬みついて、怪我をさせてしまった。
・来客の鞄をかじって、ボロボロにしてしまった。
など、法律上の損害賠償責任が生じた場合に、1事故につき最大1,000万円まで補償してくれます。
ただし、1事故につき3,000円の自己負担があります。
保険料は基本保険料にプラスされます。
月払 | 140円 |
年払 | 1,500円 |
補償内容
入通院・入院の場合に支払われる保険金は14,000円まで/日、手術は140,000円まで/回になり、それ以上は自己負担です。
また、通院・入院の利用回数が20日まで/年、手術は2回まで/年で、それ以上は自己負担です。
ふぁみりぃ70%プラン | ||
支払限度額 | 限度日数(回数) | |
通院 | 14,000円まで/日 | 各20日まで/年 |
入院 | ||
手術 | 140,000円まで/回 | 2回まで/年 |
そうすると、動物病院各院の価格設定にもよりますが、14,000円の壁を軽ーく超えてしまいます(^ ^;) ご参考までに。
アニコムが「LINE」でどうぶつの健康相談サービスを開始
100人以上の獣医師に「LINE」で直接相談できる!
アニコムが2017年6月に、どうぶつのしつけや食事などの生活や健康について、アニコムに所属する100人以上の獣医師さんに、気軽に相談できるサービス「どうぶつホットライン」が開始されました。
これで病院で先生に聞き忘れたことや、インターネットで調べてもわからなかったことなどを、スマートフォン上で解決してもらえますね。
文字だけではなく、ペットの様子を写真や動画で送ることで、簡単かつ具体的に相談することが可能なのだそうです。
私はまだ利用したことはありませんが、とてもありがたいサービスですね。
【 受付時間 】
平日 10:00 ~ 17:00
【 利用方法 】
「LINE」でアニコム損保LINE公式アカウントを友だち追加します。
→ どうぶつ情報登録
→ 「どうぶつホットライン」をタップ
→ 相談スタート!
おやつのこと相談しようかなぁ
アニコムを選んだ感想
様々な会社からペット保険が出ている今、他と比較して保険料が少々お高いようです。
また、当初契約していた90%補償のプランが無くなったり、といった改悪もありましたが、保険金請求時の再調査や出し渋り、契約解除の不安がほぼ無く、各ペット保険と比べて抜群の安心感があると感じています。
現在までお世話になっている結果「入っていて助かった、良かった。」というのが私の感想です。
最後に
保険に加入する時は、原則として健康体であることが条件です。
治療中のケガや病気等がある場合でも、そのケガや病気は保険金支払いの対象外とする条件で契約できる場合もあるそうですが、健康体で保険を選び放題の時に加入することをオススメします。
ペットが元気な時は油断しがちですが、人間よりも生きる年数が短い分、病気は突然やって来ます。
また、運良く病気にならなかったとしても、10歳を超えると加入できるペット保険がグッと少なくなってしまいます。
犬種にもよりますが、最近の犬の平均寿命は10~13年と言われています。
大体折り返し地点の6、7歳頃になると、それまで健康だったワンちゃんも、病院にかかる機会が増えてきます。
どうぶつは急変することが多く、家で様子を見ているうちに手遅れになってしまうことも、珍しくありません。
少しでも様子が違うと感じたら、躊躇せず、手遅れになる前にすぐに動物病院で診てもらうことが、とても大切です。
保険について詳しく調べることは、ついつい後回しになってしまいがちですが、小さなかけがえのない家族のために、より良い保険を選んであげてください。