こんにちは、テンパです。
犬の爪切りって、本人も飼い主もけっこう大変ですよね。
爪切りが平気な子はまだいいのですが、嫌がる子は暴れてなかなか切らせてくれませんし、こちらも切りすぎて血が出たりしないかドキドキします。
うちのチワワのチーは、爪切りが大嫌いです・・・。
すぐにバタバタして逃げようとしますし、爪に爪切りの刃を当てただけで、
って言うんですよ・・・。あのー、まだ切ってないんですけど・・・。
なので、普段は動物病院で1か月に1度のペースで切ってもらっているのですが、料金は500円。積もり積もると結構な金額になります。
何とかならないかと調べてみたら、「ペット用ネイルグラインダー」なるものがあるようです!
グラインダーとは、円形の砥石を回して使う研磨盤のことだそうで、この場合は電動爪やすりということですね。
ということで、今回はネイルグラインダーについてと、実際に使っての感想をご紹介します。
目次
ペット(犬・猫)用の電動爪やすりって、どんなもの?
調べてみると数種類あったのですが、どれもやすり部分が回転して、爪を削っていくというものでした。
音が小さいことと、ちゃんと威力があるという点を、商品レビューをチェックしながら選んだのがこちらです。犬猫用で、電源は単3電池×2本です。
あのゴッソリ毛抜けブラシで有名なファーミネーターからも発売されていて、こちらは替刃も安価で取り替えることができます。
その他にはUSBで充電できるタイプもあり迷ったのですが、今回は上の商品を購入することにしました。もし壊れたら検討したいと思います。
実物は・・・
本体の形はカーブしていて、握りやすいです。グレーのスイッチを上下に動かしてon/offします。
ペットが怪我をしないように、グラインダー部分にカバーが付いています。
カバーの小さい方は小型犬や猫用、大きい方は中型犬や大型犬用のようです。
カバーを外しての使用も可能で、右に少し回して、上方向へ引っ張れば外れます。
電池は一番底のフタを外して装填します。カバーの爪部分に何か細い物(自分の指の爪でも良いです。)を差し入れて軽く押せば、すぐにパカッと開きます。
電動爪切りは安全なの?
うっかりチーの指が砥石部分(=グラインダー)に当たって血が出たりしたら大変なので、まず自分の指で試すことにしました。
人差し指でおそるおそる触りましたが、グラインダーの目が細かいためか、痛いと感じることも、傷ができることもありませんでした。ただ、長く当て続けると皮膚が熱く感じます。
テンパの指は大丈夫でしたが、当たる場所や角度によっては危ないことがあるかもしれません。動きが予測できないペットに近付ける時には、注意が必要かなと思います。
動作音はうるさくないの?
ペットは人間より耳が良いので、音が大きいと怖がってしまいます。
こちらの電動爪やすりは動作音が小さいとのことだったので、そちらも決め手になりました。が、「静音設計っていっても、けっこううるさいんでしょ」と思っていた、疑り深いテンパ。
実物が届いてスイッチを入れてみると、本当に気にならない程度の動作音でした。
使い方は?ちゃんと削れるの?
まずはテンパの指の爪で、削り具合を試してみました。
爪の先端にグラインダーを数回軽くあてただけで、このように削れました。
電池式なのであまり削れないのではと思っていましたがそんなことはなく、ペットの厚い爪でもだいじょうぶそうです。
削っている時の振動はどのくらい?
自分の爪に当てているとき、振動はそんなに感じませんでした。
ただ、当たり前のことですが、削っている最中はグラインダーが回転しているので、当てている所が回転方向に少々持っていかれる感はあります。
チーの爪を削る時は、ちゃんと指と爪をつかんで、ちょっとずつ削ってあげようと思いました。
爪切り嫌いのチワワ(小型犬)の反応は?
商品ページでも書かれていたのですが、いきなり削らないで、本体の匂いをチーに嗅いでもらって、後ろ足にくっ付けてみたりして、慣れてもらいました。
次にスイッチを入れて音に対しての反応を見たところ、特に嫌がることもなかったので、いよいよ削りに入ります。
爪切りが苦手でも自宅で安心・ラクに使えた!
指と爪をつかんで、少しづつ削ります。
チーはぼんやりして、何が起きているのかよくわかっていない様子でしたが、片手が終わった時点で飽きたのか、イヤイヤが始まったので終了となりました。
赤丸部分をカットする予定
丸くてきれいな仕上がり
無理強いすると爪切りがますます嫌いになってしまうので、嫌がる素振りが見えたら数日に分けて挑戦してみると良いと思います。
爪切りが苦手な方でも上手にカットする方法
爪が白っぽい子は明かりに透かすと神経部分が見えます。神経部分を切ってしまうと血が出るので、傷付けないように気をつけながら、カットしても良い先端部分をカットまたは削ります。
その後とがった部分を丸く削ってなめらかにします。削ってあげないと、手で顔を洗ったりする子の場合とがった部分で目に傷が出来てしまうこともあり、危ないです。
爪が黒い子は神経部分が見えないためカットしづらいですが、断面がパサッと乾燥していたら削って大丈夫です。断面がしっとりと柔らかくなってきたら神経が近いので止めてください。電動爪やすりでしたら少しずつ削れるので、血が出る心配も少ないと思います。
使ってみてのレビュー
まず思ったのは、「使いやすい!」ということです。
今までチーの爪切りには、ペット用としてよく見かけるギロチンタイプや、人間用の爪切りも使っていたのですが、チーは切られる前の爪が “ギュッ” となる瞬間が嫌なようでした。
また、切った後は断面が鋭いので手動でやすりをかけていましたが、時間がかかるので、それも嫌がっていました。あと、爪が小さすぎて本当にかけづらい!!
でも切りっぱなしだと、チーが自分で顔を洗っている時にまぶたを傷つけてしまうので、必死になってかけていました。
電動やすりタイプだと、振動さえ我慢できれば痛いことはないですし、「爪切り+やすり」が「やすり」のみになってトータルの時間が減るので、チーにはストレスが少ないように思いました。
ただ、チーの前脚の親指(第一指)は小さすぎて、削るのが難しかったです。そこだけ少し手動のやすりを使いました。
それと、しばらく使っていると、削った爪の粉が宙に舞うのが気になりました。
吸いこまないように軽く扇風機を当てながら削りましたが、おとなしい子でしたら外で削ったら良いかもしれません。
こちらの電動爪とぎも人気
小型~大型ペット対応の電動爪やすり
電源はうれしいUSB充電式です。
ペット用品の総合メーカーの電動爪やすり
ヘッドはダイヤモンドコートなので、長持ちします。
まとめ
総合的に考えて、爪切りを嫌がる子や、爪切り後の手動のやすりがおっくうな飼い主さんにオススメします!
動物病院で切ってもらうと大体500円プラス診察料がかかりますし、やすりはかけてもらえないことがほとんどです。
こちらですとすぐに元が取れるし、こまめにケアしてあげることができます。
参考になれば幸いです。