こんにちは!テンパです。
皆さんはブログ運営でCTAを活用しているでしょうか?
CTAは設置するだけでPV数や広告収入を大幅にアップさせてくれる、ブログ運営に欠かせない重要なツールです。
WordPressにはCTA機能が付いている無料テーマやプラグインがあり、誰でも簡単にCTAを設置することができます。
しかし、いろいろなブログを拝見していると、すごく面白い記事だけどCTAを設置されていなくて、もったいないと思うことが多々あります。
アドセンスやアフィリエイト広告を入れて、ブログで収益化を図っているなら、CTAの活用はとても大切です。
設置するとしないとでは、収益が大きく変わってきます。
そこで今回は、CTAがイマイチわからない人向けに、WordPressでCTAを設置する方法をイチから紹介します。
目次
CTAとは何?
こんな感じのコンテンツをWebでよく見かけると思います。これがCTAです。
CTAとは「Call To Action」の略で、日本語だと「行動喚起」と訳されます。
Webマーケティングにおいてよく使用される言葉で、ユーザーを次に見てもらいたいページへ誘導するためのコンテンツです。
CTAはページの上部(ヘッダー)や下部(フッター)に設置することが多く、内容も自由に決めることができます。
ブログの場合で例を挙げると、おすすめ記事の紹介、ツイッターのフォローボタン、有料ノートの購入、メルマガの登録、アドセンス・アフィリエイト広告への誘導など、さまざまな内容でCTAが利用されています。
CTAを使うメリット
CTAの意味をざっくりと説明しましたが、なかなかCTAの重要性が伝わりにくいと思います。なので、CTAのメリットを具体的に説明していきます。
見込み客を獲得できる
自分が作ったブログをいろいろな人に見てもらえることは、嬉しいものです。
一般的にユーザーは「Google」などの検索エンジンでキーワードを入力し、入力したキーワードと一致した数々のサイトからあなたのブログを選び、その中の1記事を表示します。
こうしてやっと表示された記事も、ユーザーは記事を読み終えると、残念なことにすぐに離脱してしまう可能性が高いです。
どうせなら、他の記事やコンテンツも見てもらいたいですよね。
そこで記事下やフッター部分にCTAを設置すると、記事を読み終えたユーザーの次にとる行動をCTAで誘導することができます。
- おすすめ記事へ誘導するCTA
→ ユーザーを別記事へ誘導して、ブログから離脱することを防ぐ - ツイッターのフォロー画面へ誘導するCTA
→ ツイッターのフォロワー数が増える&ブログを拡散できる - メルマガの登録へ誘導するCTA
→ 登録されると、定期的にブログを見てもらえる - アドセンス、アフィリエイト、自作のノート等の広告へ誘導するCTA
→ ブログ収入につながる
クリックしたいと思わせるCTAを作ることができれば、1ユーザーの1PV(ページビュー)をより多くのPVや収入につなげることができます。
自動設置で効率化
わざわざCTAを設置しなくても、ページ内にCTAのようなコンテンツを用意すれば同じような効果はあります。
しかしそうなると、記事を作る度にコンテンツを用意する必要があり、かなり手間がかかってしまいます。ひな形としてコンテンツを作っておき、コードをコピペして使うのもありですが、毎回はさすがに面倒です。
CTAは1度作って設定しておくだけで、記事の設定した場所に自動で表示されるので、ブログ作成の効率アップにつながります。
WordPressでCTAを設置する方法
WordPressのページ内にCTAを設置する方法は、「WordPressテーマに付属されているCTA機能を使う」ものと「CTAを作成するプラグインを使う」ものの、2パターンがあります。
ワードプレステーマに付属のCTA機能を使う
WordPressテーマには、有料・無料を問わず、CTA機能が付属されているテーマがたくさんあります。
CTA機能の有無は、WordPressメニューに「CTA」の項目があるか、もしくは使用しているテーマの詳細をWebで検索するとすぐにわかります。
CTA機能が付属されているテーマを使っている場合は、プラグインを導入するとページ表示速度が遅くなったり、バージョンアップ時にエラーが起きることがあるので、テーマ付属のCTA機能を使用するのがおすすめです。
使い方については、使用テーマによってそれぞれ違うので、Webのマニュアル等を参考にしてください。
CTAプラグインをインストールする
WordPressテーマにCTA機能が付属されていなくても、プラグインを導入すればCTAを設置することが可能です。CTAプラグインはいろいろありますが、使いやすかったものを2つ紹介します。
WordPress Calls to Action ← おすすめ
「WordPress Calls to Action」は、CTAを簡単に設置できるプラグインとして有名です。
なぜ人気があるかというと、CTAを設置をする以外にも、コンバージョン率を測定したり、A/Bテストを行ったりすることができるからです。
コンバージョン率
~Webサイトを訪れたユーザーのうち、コンバージョン(サイトでの成果)に至ったのがどのくらいの割合かを示す指標です。例えば、インターネット広告ならクリック数が100回で、そのうちコンバージョン数が1件であれば、コンバージョン率は1%となります。
A/Bテスト
~複数パターンのCTA要素を出し分けて表示し、どのCTAが一番良いかを調べることで、ユーザーの反応を直接見ることができます。もっとわかりやすく言うと、AパターンとBパターンの2パターンのCTAを用意して「どちらがより良い成果があるのか」を検証してくれます。
基本的な使い方も難しくないのですが、残念なことに日本語は非対応です。
しかし、人気CTAプラグインということもあり、使い方を解説しているサイトが複数存在するので、使い方に困ることはありません。
WPi Designer Button
「WPi Designer Button」は、CTAボタンの作成ができるCTAプラグインです。CTAボタンだけでなく、SNSシェアボタンやポップアップ形式のボタンなど、さまざまなボタンを作ることができます。
ボタン作成に特化したCTAプラグインということもあって、デザインにこだわったCTAを作ることができます。テンプレートも用意されているので、デザインに困っている人も手軽にCTA作成が可能です。
CTAの設置場所
CTAは一般的に、ページの上部(ヘッダー)や下部(フッター)に設置することが多いです。
それは、ページのタイトル(見出し1)はユーザーが必ず見る部分なので、その近くのヘッダー部分は自然と目に入る位置であることと、フッター部分はページを見終えたユーザーを誘導しやすい位置になるからです。
しかし、ユーザーが知りたいこと(目的)とページの内容が異なった場合、最後までページを読んでもらうことができないため、フッターに設置したCTAは見てもらえない可能性もあります。
そのため、いつでも目につきやすい場所にCTAを配置する工夫が必要です。
目につきやすい場所
- ページのヘッダー/フッター
- サイドバー
- ページ遷移時のポップアップ
- ファーストビューのすぐあと
- コンテンツ(記事)の中
CTAの作り方
CTAの設置方法や設置場所はわかったかと思うので、今度はCTAを作ってみましょう。
CTAの内容は自由です。
まず最初にやることは、おすすめ記事の紹介、ツイッターのフォローボタン、ノートの販売、メルマガの登録、アドセンスやアフィリエイト広告など、好きなものでかまわないのでアピールしたいページを決めましょう。
決まったら、そのページに誘導するするようなCTAを作成していきます。
一般的なCTAは、タイトル(キャッチコピー)、画像、ボタンで構成されているものが多いです。ボタンにはアピールしたいページのURLをリンク設定しましょう。
ユーザーがクリックしたくなるようなCTAが作れればベストですが、初めてだとなかなか上手く作れなかったり、デザインに悩んで手が止まってしまいがちです。
なので、最初は自分がオシャレだと思うCTAを探して、それを真似ることから始めるのをおすすめします。
その方が構成やデザインに悩みませんし、企業がWebデザイナーに頼んで作っているCTAはオシャレでクリック率が高いものが多いので、とても参考になります。
失敗しないCTAを作る5つのコツ
そんな場合は、CTAの構成やデザインに問題がある場合があります。文字を入れすぎて見づらかったり、デザインにこだわり過ぎてキャッチコピーがおろそかになっていたりと、いろいろな可能性が考えられます。
そこでCTAを作る時のポイントをいくつか紹介していきます。
ベネフィット(メリット)を伝える
CTAを設置する時は、ユーザーが思わず押してしまうように、ベネフィットをしっかり伝えることが大切です。
ユーザーはページの内容やボタンなどの要素を見て、CTAをクリックすることが自分にとってメリットがあるかを判断しています。メリットがないと判断すれば、CTAのボタンやリンクをクリックしてもらうことはできません。
まずは、自分がユーザーに伝えたいベネフィットを明確にしましょう。
目を引くようなキャッチコピーを入れる
CTAはよりコンパクトなものの方がクリック率が高い傾向にあります。
そのため、CTAは長文を使って詳しく説明するよりも、キャッチコピーのような短い文章で簡潔に表現する方が向いています。
画像は必ず入れる
画像はCTA内で最初に目がいきやすく、ユーザーのCTAに対する第一印象に影響を与えます。
そのため、画像はCTAで重要な要素とひとつであり、ここでユーザーの興味を引くようなインパクトのある画像を載せることができれば、CTAを見てくれる確率が格段に上がります。
画像は必ず入れるようにしましょう!
ハードルを低くする
ユーザーにベネフィットを伝えることは重要ですが、強く勧めすぎると見込み客を逃してしまう可能性があります。
例えば、自分の作成したノートの販売へ誘導するCTAを作るには、ボタンを「購入する」「登録する」とするよりも「詳しく見る」などの方がクリックしてくれそうですよね。
表現の違いになってしまいますが、よりクリックしてもらえるようにハードルを下げた言い回しが望ましいと言えます。
A/Bテストを実施する
CTAは一度設置して終わりではなく、継続的な改善が必要です。ちょっとした文言やデザインの違いでも、コンバージョン率は大きく変化するためです。
そこでおすすめなのが、先ほど紹介したA/Bテストです。
A/Bテストを実施して、CTAを定期的に評価し、最適なデザインを変更していくことで、コンバージョン率のアップにつなげることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
CTAがイマイチわからない人向けに、CTAについて意味、設置方法、作り方、コツを詳しく説明してきました。
まだ、ブログにCTAを設置をしていないという人は、ぜひ参考にしてみてください!