こんにちは、テンパです。
スケジュールを管理するのって面倒ですよね。みなさんは、主に何を利用していますか?
テンパの周りで聞き込み調査をしたら、一番多いのはスマートフォンのカレンダーアプリを利用しているというもので、手帳やカレンダーを利用したアナログ派は少数でした。テンパ自身もテンパ妻もそうです。
結婚してからは、テンパ妻と共通の予定がとても増えたのですが、今まで通り各自のカレンダーアプリにそれぞれ入力して管理していました。
ですが、共通の予定をお互いに忘れていることがしばしば・・。
どうにかならないかと考えていたある日、テレビで流れていたのがカレンダーアプリ『TimeTree』(App Store・Google Play対応)のCMでした。
気になって調べてみたら、どうやらアプリ内で何個もカレンダーを作れて、いろんな人と共有できるみたい。ていうか “共有を前提に作られたカレンダー” らしい!
ということで、夫婦そろってダウンロードして利用することにしました。
そこで今回は、『TimeTree』を利用してみてのレビューや、できること、便利な機能についてご紹介します。
画像出典:TimeTree [タイムツリー] / App Store より
目次
『TimeTree』にアカウント登録は必要?
結論から言うと、アプリだけの利用ならば登録しなくても使えます。ただし、バックアップはされません。
アカウント登録をしていない状態で、ログアウトやアプリを初期化すると、せっかく登録したカレンダーのデータも初期化されてしまいます。データを引き継ぎたい場合は、アカウント登録をしましょう。
たとえば、アカウントを登録しないまま利用していて、アプリからログアウトしたとします。そうするとバックアップがされていないため、今までのカレンダーは初期化されてしまいます。機種変更したりスマートフォンが故障して使えなくなってしまった場合も、同様です。
ですがアカウント登録が済んでいればバックアップをしてくれるので、たとえスマートフォンを変更しても、アプリをインストールしてログインすれば、引き続き利用することができます。
アカウントの登録方法
アカウントの登録方法は二種類あるので、都合が良い方を選ぶことができます。
方法1・・メールアドレスを利用する
自分のメールアドレスを登録して、アカウント登録します。
登録で入力する必要事項は・・
- メールアドレス
- パスワード
- 名前(ニックネームでOK)
アカウント登録をすると、登録したメールアドレス宛てに本人確認用のメールが送信されるので、24時間以内にメールを開き、「本人確認」ボタンをタップするだけで完了です。
方法2・・Facebookアカウントを利用する
Facebookアカウントと連携させて、アカウント登録ができます。
『TimeTree』でできること
カレンダーを複数作れて、それぞれ違うメンバーで共有できる
普通のカレンダーアプリでは、カレンダーはひとつ。でも『TimeTree』なら、目的別にいくつでも作れちゃいます。
たとえば、①自分用、②家族用、③仕事用、④仲の良い友人たち用、⑤サークル用などなど・・。テンパとテンパ妻みたいに身近な家族間で使うのはもちろん、すぐには集まれないメンバーで共有するのにも便利!使い方は広がるばかりです。
共有はカレンダー丸ごとだけではなく、一度のみの予定でもOK
「それはLINEでもいいのでは」と思われるかもしれませんが、LINEだと情報をメンバーで共有するには、まずグループを作らなければいけませんよね。
グループの中には、ほかの人にLINEの連絡先を知られたくなかったり、お互いにつながりたくないこともあるかもしれません。
LINEはお互いが登録していなくてもメッセージを送れるので、人間関係に影響が出る可能性もあります。
共有方法は、「共有予定」の作成者が招待URLを他のアプリやメールなどでメンバーへ送信するだけです。
招待URLを受け取った人は『TimeTree』アプリを利用していない場合、新たにダウンロードする必要があります。
ですがその場限りの関係でありたいメンバーがいる場合は、予定が終了した後『TimeTree』アプリを使い続けるつもりがなければ、アプリごと削除してしまえばいざこざも起こりにくいのではないでしょうか。
各予定ごとにチャット機能がある
これは画期的な機能だと思いました。
LINEなどで話し合うと、他の内容と混じって埋もれてしまったり、トークを遡って探す手間があります。トーク画面での検索機能を利用することもありますが、でも頻繁に連絡する相手とのトーク画面での検索は、本当に大変!グループトークだったらもっと大変!!なんなら日付もわかりづらい。
ですがこの機能を使うと、予定を開けばそれについて話し合ったことがピンポイントで残っているので、確認が楽になります。
画像の投稿も可能なので、その予定に必要な書類があれば、写真に撮って投稿しておけば便利です。
「キープ」機能がある
日程が未定の予定ってありますよね。
「適当な日付に登録しておこう」と、どこかへ登録してしまうと、未定・決定がごちゃごちゃで、わからなくなってしまいます。
そんなときに活躍するのが左下「カレンダー」タブの隣にある「キープ」です。
ここに日付未定の予定を入力しておけば、これから決めなければいけないことが一目瞭然です。
日付が決定したら設定すると、その日付のカレンダーへ移動して、キープから消えます。
そのほか、消化しなければならないことのToDoリストや、メモ代わりとしても使えます。
予定の移動・コピーがラク
該当の予定を開いて、長押し→ドラッグで希望の日へ動かして指を離すと、「移動」と「コピー」のメニューが出るので、希望の方を選べばOK。
コピーだけならば、予定を開いて、右上「…」アイコンから設定することもできますが、ドラッグ&ドロップで操作できるカレンダーアプリは多くないので、うれしい機能です。
1タップで当日に戻れる
意外とないアプリが多いのがこの機能です。
カレンダー画面は「サマリー」「ウィークリー」「マンスリー」の三種類ありますが、いずれを選択していても、画面左下のタブをタップすると、当日に戻ります。
カレンダーは画面を左右にスワイプすると、日付が戻ったり進んだりします。当日から離れた日付を見ると当日へ戻る作業が意外と面倒なので、この機能はとても便利です。
通知を複数回設定できる
予定が「時間」設定の通知時間
- 開始時
- 5分前
- 15分前
- 30分前
- 1時間前
- 1日前
- 2日前
- 1週間前
予定が「終日」の通知時間
- 当日
- 1日前
- 2日前
- 3日前
- 1週間前
- 2週間前
- 3週間前
- 1ヶ月前
複数通知を設定できるのは画期的です。上限がないため、全ての通知時間にチェックを入れることもできます。
カレンダーアプリの場合、通知は1回きりのものがほとんどすよね。忘れそうだなと思ったらいくつも設定しておくと、うっかりも減りそうです。
予定の設定を「時間」か「終日」にしているかで、選択できる通知時間が異なります。
月ごとにラベルの円グラフを見れる
あらかじめラベルの名前を変更してジャンル分けをしておくと、その月の各ラベルの割合の統計を円グラフで見ることができます。
方法はマンスリーの一番上真ん中に表示されている日付をタップするだけです。
「○月は趣味の外出が多かった」、「外食が多かった」など、行動をひと目で振り返ることができます。もちろん、月の途中でも見ることができます。
アイコンを設定できる
アイコンを設定しておくと、登録した予定を開いたときに誰が作成したのかがひと目でわかります。
また、スマートフォンを持っていない子どもでもアイコンを表示させることができます。
自分のアカウントにログインしている状態だったら、いったんログアウトして、子どもでアカウント登録してアイコンを作り、それぞれログインし直しながら予定を登録すると、アイコンを家族ごとに分けることが可能です。
一週間の始まりの曜日を変更できる。
カレンダーを日曜始まりか、月曜始まりに変更できます。
見慣れた配置のカレンダーじゃないと、予定を見落としたり勘違いすることもあるので、重要ですよね。
カレンダー参加メンバーの最終訪問時間がわかる
カレンダーを選択して、右下「…(その他)」をタップすると、参加メンバーがカレンダーを訪れた大体の時間が表示されています。
これを見れば、メンバーがスケジュールをちゃんと確認しているか、確かめることができますね!
カレンダー共有メンバーを途中で削除できる
カレンダー作成者のみの機能ですが、メンバーのアカウントが変わったなどで利用していないユーザーが残っている場合、左上「≡」→ カレンダーを選択 → 右下「…(その他)」から削除できます。
スマートスピーカー(Google Home・Alexa)に対応している
Google HomeとAlexaに対応していて、当日と翌日の予定を聞くことができます。
夫婦で『TimeTree』を1か月使ってみた感想
良かった点
- むずかしい操作はなく、感覚的に操作できるので、使いやすい。
- 無料なのに、使用頻度の高い画面では広告がないので、使いやすい。
- 共有カレンダーに予定を入れておくことで、不毛な「伝えた VS 聞いていない」論争が減った。
- アプリ内でプライベート用・家族用・仕事用など、カレンダーをいくつも作れるので、スマートフォンがスッキリする。
- カレンダーのカラーテーマが10種類もあり、カスタマイズできてオシャレ。
- 予定ごとにコメントや写真を送れるので、ピンポイントで話し合える。確認するときにも便利。
- メンバーが予定を作ったり編集したら通知が来るのでわかりやすい。
- 日程未定の予定がまとまっていてわかりやすい。(キープ機能)
- 予定ごとに色を変えられる。
- 共有メンバーの招待はLINEやメールで送れて便利。参加側も送られてくるURLから進めばいいので簡単。
惜しかった点
- 登録している予定が増えると、アプリが少し重く感じる。
- カレンダーが複数作れて使い勝手が良いが、予定を入力するときに、たとえばプライベート用と仕事用などを間違えないように気を遣う。
『TimeTree』の注意点
オフラインでのコメントは共有相手に反映されない
オフラインでももちろん予定の登録や編集が可能です。オンラインになると共有相手のカレンダーにも反映されます。
が、予定ごとのチャット画面で投稿したコメント類は、オンラインになっても自動で反映されないので再度投稿しなければなりません。
プロフィールに誕生日を入力すると、ラベルの色を変更できない
プロフィールに誕生日を設定している場合、ラベルの色は決定されてしまうので、変更することができません。
もし自分の好きな色に設定したいのであれば、プロフィールの「誕生日表示」をオフにして、新たに誕生日の予定を登録します。その際「繰り返し」は「毎年」を選択すれば、毎年の予定として表示されます。
『TimeTree』で追加してほしいと思った機能
終わった予定でも、後から見返すため残しておきますよね。
その日が過ぎたら終わったものとして考えればいいのでしょうけれど、一日の予定が複数のことも多々ありますよね。そこで、リアルタイムでその予定が終わったのかをひと目でわかるようになったら、もっと見やすくなりそう、と思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テンパ夫婦は『TimeTree』を使うようになってから、「あれって○○だったけ?」などという、相手にとってはとぼけた質問をして、言い合いに発展することがかなり減りました。各自が共有の予定を確認して、必要なことを事前に用意するようになったからだと思います。
この便利なアプリを、みなさんもぜひ活用してみてください。
参考になれば幸いです。