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カフェイン中毒ってどんな症状?対処法とエナジードリンクの比較&おすすめノンカフェインドリンク

こんにちは!テンパです。

みなさんは、普段どのような飲み物を選んでいますか?

現在の日本では、「ほっと一息、コーヒー」、「覚醒にエナジードリンク」、「疲れたら栄養ドリンク」の思考が定番になっているように思います。また、お茶も緑茶やウーロン茶を選ばれる方も多いのではないでしょうか。

ですが、実はそれらの飲み物には、カフェインが含まれていることが多いのです。

特にエナジードリンクには、集中力を高めたり、覚醒を促すために、カフェインを多く含んでいることがあります。ジュース感覚で何本も飲むと、簡単に1日の許容摂取量を超えてしまうので、注意が必要です。

そこで今回は、カフェイン中毒についてご紹介します。

薬剤師が解説!知っておきたいカフェインの効果と摂るタイミング、中毒などの注意事項についてカフェインにどんなイメージをお持ちですか?「目が覚める」「やる気が出る」「疲れが軽くなる」などではないでしょうか。実はどの効果も合っています。ではなぜそういった状態になるのか、摂取量はどのくらいがいいのかなど、カフェインを正しく理解してうまく付き合うために、今回はカフェインについて詳しくご紹介します。...

カフェイン中毒って何?

カフェインを一時的に大量摂取することによって起こるのが、カフェイン中毒です。

カフェインを口から摂取した場合、血中のカフェイン濃度が一番高くなるのが、大体30~45分後と報告されています。また、血中濃度が半減するのには、4~6時間ほどかかります。
その間にカフェインを重ねて摂取し続けると過剰摂取となり、中毒症状が現れることがあります。

カフェイン中毒での救急搬送が急増中

日本中毒学会が、全国の38の救急医療機関を対象にアンケート調査を行って、2011~2016年の5年間で救急搬送されて、カフェインの摂取が原因の急性カフェイン中毒と判明した人を調べました。

集計結果は、搬送されたのは101人で、そのうちの3人は亡くなっています。
90%以上の人がカフェイン入りの眠気防止の錠剤を服用していて、併せてエナジードリンクやコーヒーなどのカフェイン入りドリンクを飲んでいた人もいるそうです。
平均年齢は25歳で、ほとんどが若い世代だということがわかります。

体はカフェインに慣れてしまう

カフェインには「慣れ」があります。これを「カフェイン耐性」と言います。
毎日カフェインを摂っていると1~2週間ほどで耐性ができると言われています。

中毒症状が出た方々は、受験や仕事で睡眠不足だったり疲労が溜まっているけれど、集中力が必要で、エナジードリンクを飲み始めたそうです。
始めは効果を感じていても、体がカフェインに慣れてしまうと「効きが悪い」と感じて、だんだんと本数が増えていき、さらに手っ取り早くカフェインを多く摂取できる眠気防止剤を常用するようになった、という方が多いそうです。

このことから、中には「カフェイン依存性」に陥っていた方もいらっしゃった可能性が考えられます。

 

カフェイン中毒の症状

カフェインを一度に過剰摂取すると急性中毒になり、カフェインの中枢神経系への刺激により、めまい・頭痛・吐き気・心拍数の増加・興奮・不安感・震え・不眠などがあります。
また消化器官系への刺激により、吐き気・嘔吐・下痢・便秘を起こすこともあります。
妊娠中の方は、胎児が低体重になったり、流産のリスクが高くなる可能性があります。

重度の中毒の場合では、意識障害・痙攣・不整脈となったり、心臓が停止することもあります。

そして、中毒状態は非常につらく、苦しいです。

 

どれぐらいのカフェインなら大丈夫? カフェインの摂取許容量

カフェインの摂取に関しては、米国、欧州など世界各国や、国際機関である世界保健機関(WHO)で、成人が体に影響がないと考えられる摂取許容量を発表しています。

たとえば、EUの欧州食品安全機関(EFSA)では、健康を維持するために望ましいカフェイン摂取量について、妊婦を除く成人で3 mg/kg体重であれば、急性毒性の危険性はないとしています。
ですから、体重70 kgの大人の場合では、1回のカフェイン摂取量が200 mgを超えないようにし、1日あたり400 mg未満に抑えるようにするべきという発表があります。

一般的な大きさのコーヒーカップで100 mLほどですので、カフェイン量は60 mg/杯。
一般的な大きさのマグカップで200 mLほどですので、カフェイン量は120 mg/杯。

ですので、コーヒーカップで言うと大体1日6杯ほど、マグカップで言うと大体1日3杯ほど、という計算になります。

日本では明確な設定はない

ですが日本では現在、農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会などから注意喚起はされていますが、摂取許容量の明確な基準は設定されてはいません。

カフェインが及ぼす作用の強さは個人差があります。たとえ少ない摂取量でも、中毒症状が出ることもあります。
体調によっても効果が変わってきますし、もし調子が悪いと感じたら、摂取量を控えることが大切です。

 

エナジードリンクに含まれているカフェイン量の比較

日本でよく知られているエナジードリンクのカフェイン量を比較しました。
ちなみに、エナジードリンクは、ジュースなどと同じ清涼飲料水に分類されています。

商品 カフェイン量
/100 mL中
内容量
/カフェイン量

レッドブル・エナジードリンク
(レッドブル・ジャパン)

 

43 mg/100 mL 80 mg/185 mL
32 mg/100 mL 80 mg/250 mL

レッドブル・シュガーフリー
(レッドブル・ジャパン)

43 mg/100 mL 80 mg/185 mL
32 mg/100 mL 80 mg/250 mL

モンスターエナジー
(アサヒ飲料)

40 mg/100 mL 142 mg/355 mL

モンスターエナジー キューバリブレ
(アサヒ飲料)

40 mg/100 mL 142 mg/355 mL

モンスターエナジー カオス
(アサヒ飲料)

40 mg/100 mL 142 mg/355 mL

モンスターエナジー アブソリュートリーゼロ
(アサヒ飲料)

40 mg/100 mL 142 mg/355 mL

モンスターエナジー ウルトラ
(アサヒ飲料)

40 mg/100 mL 142 mg/355 mL

モンスターエナジー M3
(アサヒ飲料)

93 mg/100 mL 140 mg/150 mL

コカ・コーラ エナジー
(日本コカ・コーラ)

32 mg/100 mL 61 mg/190 mL
32 mg/100 mL 80 mg/250 mL

エネルギーハンター エナジードリンク
(イオン)

65 mg/100 mL 195 mg/300 mL

みなさまのお墨付き エナジードリンク
(西友)

64 mg/100 mL 160 mg/250 mL

 

テンパ
テンパ
カフェインの濃度で言うと、「モンスターエナジー M3」がずば抜けて濃いですね。

チー
チー
おめめがらんらんなの!

 

カフェイン中毒になったときの対処法

残念ながらカフェインを解毒したり、働きを阻害するような薬はありません。
そのため、代謝によって血中のカフェイン濃度が下がるのを待つことになります。

軽度の場合は、水を多く飲むと血中濃度が下がるのが早まる可能性があります。
重度の場合は、急性アルコール中毒時と同じように病院で胃洗浄をしたり、血液透析を行うこともあります。危ない状態を脱した後も、入院して点滴を行うことが多いです。

カフェインを摂った状態で体調が悪いと感じたら、どのくらいの量を摂取しているかを確認してください。鎮痛剤や風邪薬にもカフェインが配合されているのものがありますし、気付かないうちに摂取していることもあります。

カフェイン中毒が疑われるときは、決して追加摂取はせず、症状が治まるまで安静にしてください。それでも良くならない場合は、迷わず医療機関を受診してくださいね。

 

エナジードリンクに代わる、おすすめノンカフェインドリンク

エナジードリンクとは対極にあるものとして打ち出されている商品も多く、「オーガニックドリンク」、「リラクゼーションドリンク」、「リフレッシュドリンク」などと呼ばれているドリンクです。

オーガニックス・バイ・レッドブル ビターレモン
(レッドブル・ジャパン)
テンパ
テンパ
エナジードリンクで有名なレッドブル社から発売された、オーガニックの素材で作られたプレミアムドリンクです。農林水産省が認めた有機JAS認定商品です。

 内容量  250 mL

 原材料など  有機砂糖、有機レモン濃縮果汁、香辛料など

 

オーガニックス・バイ・レッドブル ジンジャーエール
(レッドブル・ジャパン)
テンパ
テンパ
「ビターレモン」と同じく有機JAS認定商品です。
オーガニックスのフレーバーは全部で三種類ありますが、「シンプリコーラ」はコーヒー豆由来のカフェインが少量含まれているため、ご紹介していません。

 内容量  250 mL

 原材料など  有機砂糖、有機レモン濃縮果汁、有機カラメルシロップ、ジンジャーなど

 

CHILL OUT
(I-ne)
テンパ
テンパ
リラックス作用のあるGABAを配合した「リラクゼーションドリンク」。スーパーフードであるヘンプシードエキスも配合されているので、ほっと一息ついてから集中したい時におすすめです。
アレルギー特定原材料等27品目不使用なのもうれしい特徴です。

 内容量  185 mL

 原材料など  マスカット果汁、ライム果汁、ヘンプシード、GABA、ビタミン類など

 

リアルゴールド
(日本コカ・コーラ)
テンパ
テンパ
1981年に発売されたロングセラー商品。あまり知られていませんが、実はノンカフェインです。
ローヤルゼリーや高麗人参エキスなどの栄養素が入っています。

 内容量  160 mL

 原材料など  ローヤルゼリー、高麗人参エキス、アスパラギン酸、ビタミン類など

 

リアルゴールド ゼリー
(日本コカ・コーラ)
テンパ
テンパ
2017年に発売された、「リアルゴールド」のゼリー飲料版。「リアルゴールド」同様ノンカフェインです。

 内容量  180 g

 原材料など  はちみつ、ローヤルゼリー、高麗人参エキス、アスパラギン酸、ビタミン類など

 

タフマン リフレッシュ
(ヤクルト)
テンパ
テンパ
栄養ドリンク「タフマン」シリーズの炭酸飲料で、高麗人参エキスとビタミンB6を配合した「リフレッシュドリンク」です。

 内容量  190 mL

 原材料など  高麗人参エキス、ガラナエキス、環状オリゴ糖、ビタミン類など

それぞれ商品に特徴があるので、「寝る前だからカフェインは摂りたくないけど、元気が欲しい」、「ほっと一息ついてリラックスしたい」など、その時の気分で選べる楽しさがあってうれしいですね。

元気チャージが目的でしたら、ノンカフェインの栄養ドリンクもおすすめです。妊娠中・授乳中の方も飲めますよ!
こちらで紹介しています 

薬剤師が解説!知っておきたいカフェインの効果と摂るタイミング、中毒などの注意事項についてカフェインにどんなイメージをお持ちですか?「目が覚める」「やる気が出る」「疲れが軽くなる」などではないでしょうか。実はどの効果も合っています。ではなぜそういった状態になるのか、摂取量はどのくらいがいいのかなど、カフェインを正しく理解してうまく付き合うために、今回はカフェインについて詳しくご紹介します。...

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

いろいろな効能があることがわかってきているカフェイン。
体に悪影響を及ぼさないよう理解したうえで、自身できちんと調整することが大切です。
何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですね。

素敵なカフェインライフをお過ごしください!

参考になれば幸いです。

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